후리가나로 읽는 일본 고전
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うかぶひこうとう
浮かぶ飛行島
海野 十三
海野 十三의 浮かぶ飛行島(うかぶひこうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,009자 · 249화면
威力を表したであろうに、今はすべてが、後の祭となってしまった。
飛行島は、ついに戦の前に爆破してしまったのである。そしてその残骸は、がくりと傾き、艦列からはるか後方におくれて、いたずらに波浪の洗うにまかせているのであった。
殷々たる砲声が、前方の海面に轟きはじめた。
いよいよ彼我の砲撃戦がはじまった。こうなっては、飛行島大戦隊も逃げるわけにゆかない。
こわれかかった飛行島を後にのこして、全艦隊は死にものぐるいに、日本艦隊の左翼方面へつっかかっていった。ここに壮烈なる世紀の大海戦の幕が切って落されたのだった。
雨は重く、風はいよいよ烈しく、空はますます低くたれた。砲煙爆煙は、まるで濃霧のように海面を蔽った。砲声はいよいよ盛んに、空中部隊はエンジンも焼けよと強襲に出で、そしてあちらこちらに、炎々と艦上の火災が眺められた。
次第に北方に移動しゆく大海戦の煙の中をくぐって、突如勇姿を現した一隻のわが駆逐艦があった。
それは長谷部少佐が、昇進とともに艦長となった駆逐艦清風であった。艦橋に立つ少佐の前には、古谷司令官の鶴のような長身が見える。
「おお、司令官。