일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うみからきたたまご

海からきた卵

塚原 健二郎

塚原 健二郎의 海からきた卵(うみからきたたまご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,534자 · 10화면

아오조라 문고

「よし、よし。」

爺さんはにこにこして言いました。

ミル爺さんは、船が長い波の上の旅をつづけている間も、毎日のように受持の甲板の掃除をしながら、日本の港へついたときのことを考えて、胸をわくわくさせていました。爺さんの船は、印度、支那と過ぎて、やがてようようのことで日本につきました。

爺さんは、船が神戸や横浜の港に泊っている間じゅう、めずらしい日本の町々を見物するために、背の高い体を少し前こごみにして、せっせと歩き廻りました。そして大きな百貨店で、首の動く張子の虎だとか、くちばしで鉦をたたく山雀だとか、いろんなめずらしいものを買い集めて、持っていたお給金を大方つかいはたしました。

ある骨董屋の店先で、セルゲイの言ったのにそっくりの、竜のついた冑と赤い鎧をみつけ出したのは船が出帆しようとする前の日でした。

「やア、セルゲイのほしがっている鎧だ。よしよし買って行ってやろう。」

爺さんは、さっそく店に入っていって、船の中で習い出したばかりのまずい日本語でたずねました。

「これ、いくらですか。」

「百五十円です。」

骨董屋の主人は、じろりと爺さんのみすぼらしい服をみて、ぶあいそうにこたえました。