일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うみにいくるひとびと

海に生くる人々

葉山 嘉樹

葉山 嘉樹의 海に生くる人々(うみにいくるひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,305자 · 321화면

아오조라 문고

おれは、おれの村を、ブルジョアの番頭になれば、救えるという謬見を捨て去るべきだ。おれの救わなければならないのは、おれの村だけじゃなくて、この地上の一切だ」

小倉は元気よく、まるで今にも、ブルジョアに出っくわしさえすれば飛びつきそうに、こう考えたが、それは彼には絶対に不可能な事であった。彼は、依然事大主義者だった。一切が腐ってしまっても、円くさえあればそれで、「安心」なのだった。

小倉はその性格が煮え切らないところから、この事件の進展に対し、何らの役目を勤めることのできない一の木偶の坊に過ぎなかった。

三上が船長に与えた、侮辱は、下級船員全体への復讐の形を船長によって取られた。

そして、この事が、ここに述べるところの、同盟罷業を惹起した。ブルジョアの番頭対、プロレタリア! 船では、ブルジョアは決して傭い主としてのその姿を労働者の前へ現わさなかった。

二三

三上は、伝馬を押して、一度神奈川沖まで出たが、また引きかえして、堀川へはいった。彼は神奈川沖へ出た時に、伝馬にペンキで書かれてあった万寿丸を、シーナイフで削り取ってしまった。

彼は、翁町の、彼が泊まりつけのボーレンの、サンパンのつながれる場所へ、その伝馬をつないだ。