후리가나로 읽는 일본 고전
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うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
葉山 嘉樹의 海に生くる人々(うみにいくるひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,305자 · 321화면
従って、後部のハッチデッキを浪でおおう時は、われわれは、本船と切り離された板片の上にすがっているような心細さを感じた。凍寒はナイフのように鋭く痛くわれらの薄着の肌をついた。飛沫は絶えず、全部の者を縮み上がらせた。
レットが、その緒を引っぱる速度がゆるむと、それは、ハンドルによって止められる、そしてそのワイアの長さが、そこで読まれる。それを読み終わると、二つのハンドルでその沈錘を巻き上げねばならない。それが水夫の仕事であった。深海測定器であるから、おまけに進行中であるから、錘は斜めに流れつつ海底に到達するのである。百メートル、二百メートルなどのワイアの長さを読み上げられた時、われわれは、海の深さより、それを巻き上げることの困難さに縮み上がる。
それはきわめて、それそのものとしては軽いものであった。けれども船の進行と、浪の抵抗とは、釣った魚がいよいよ陸上に上がるまでは、その幾倍もの大きさのように思われる、より以上に、その小さな沈錘を重くした。そして、その手巻きウインチは、きわめて小さくできていたために、ワイアを、一回転に、きわめて小距離、最初は二インチ後に三インチぐらいより巻き取ることができなかった。