후리가나로 읽는 일본 고전
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うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
葉山 嘉樹의 海に生くる人々(うみにいくるひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,305자 · 321화면
そして結局、本を読むことは、僕に何も与えないことを知ったんだ。そして今になって考えると、そのころの僕には、生活がなかったんだ。生活が、このころの僕は煙みたいにフラフラして、地についていない、生意気な学生だったんだ。本を読むことのむだを知り、僕の頭の従って、カラッポであることを自覚した僕は、生活を得ようと考えたんだ。生活は学校を出て、その免状で月給にありついて、その範囲外は家からの補助で送るのが、生活じゃないことを僕はさとったんだ。生活とは、燃えるものだと僕は思ったんだ。焼け尽くすような、爆発するようなものが生活だと僕は考えたんだ。おれは親の金で教育を受けている。それやおれが生きてるという事にはならないんだ。おれが生きてるためには、おれが自分を活かさなきゃならないんだ。おれは、おれの腕で食おう! と僕は決心したんだ。そこで、僕は毎朝、下宿を弁当を持って出て、友人の所へ書物を預けて置いて、工場を回り歩いた。そして、Aという工場に旋盤見習いではいった。
工場生活は、非常に苦しかった。学生の生活とくらべて、溝のように悪かった。朝から夜まで、仲間の労働者さえも、見習いの僕を敵視するように思われた。