후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
カビ博士は、そういってうけあってくれた。
僕はついに海底に下りた。軟泥の中に、鉛の靴がずぶずぶとめりこんで、あたりは煙がたちこめたように濁ってしまった。
「かぶとにつけてある電灯のスイッチを入れるんだ」
博士の声が、超音波を使った水中電話器にのって、聞こえてくる。
僕はいわれたとおりにした。ぱっと前方が明るくなった。僕がかぶっている潜水兜のひたいのところについている強力なヘッド・ライトが点いたのである。なかなか明るくて、前方百メートルぐらいまでのものは、昼間と同じようにはっきり見えた。
「百十五度の方向だよ。まちがえないようにね。……そのうちに、くりッくりッという怪音が聞こえだすだろう。その音の方向へ進んでいくんだ。多分七八百メートル先に、例のトロ族の哨戒員か何かがいると思うよ」
カビ博士はよほど心配になると見えて、またぎゃあぎゃあと、水中電話器を通じて僕に話しかける。
僕は羅針盤をにらみながら、百十五度の方向へ、よたよたと歩いていった。
あたりは軟泥ばかりで、外に海草も何にもない。魚群さえみえない。――いや、魚はいないわけではない。ぐっと踏んだ鉛の靴の下がぐらぐらと崩壊するように感じたときは、かならず足もとから、まっくろなものがとび出す。