후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
それは深海魚であった。僕はそのいくつかの姿を、ヘッド・ライトの中にみとめたが、どれもこれもどす黒く、そして醜怪な形をしていて魚らしくなかった。魚と両棲類の合の子としか見えなかった。
ふだんは何一つ光の見えないこの深海にも、ちゃんと楽しく棲み暮している動物の世界があるのだ。いや、動物だけではなかろう。僕には見えないが、おそらく原始的な微生植物も、ここをわが世とばかりに活動して繁茂しているのであろう。
行けども行けども、どこまで行っても単調な同じ地形ばかりであった。僕は少々ばかばかしくなった。ひょっとしたら、カビ博士にうまく一ぱいはめられたのかもしれない、などと考え出した。
その博士は、さっきからもう黙りつづけているのだ。ただ水中電話器から発する連続性の搬送音だけが、かすかに受話器に入って来ている。
そのときだった。全く不意打だった。
僕が歩いている前方五メートルばかりの海底が、急にむくむくともちあがった。それは恰も大きなもぐらがいて、大地の下から土をもちあげたらこうもなるだろう、と思われるような光景だった。とにかく僕の目の前に、とつぜん高さ二メートルあまりの小山みたいなものが出現したのである。