후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
そして大混乱はいつまでもつづき、それはだんだんと大きな不安のかげをひろげていった。
海底都市へ来ていたオンドリを始め五人のトロ族代表は、次々におくられてくる災害の急報を読むたびに、色を失っていた。もう会議どころではなかったし、この弱味につけこんで海底都市のヤマ族に攻めこまれたら、どうしたって自分たちトロ族の大敗であろうし、悪くすると一族はほとんど全滅することは明らかであった。
そこへカビ博士が興奮の色で、オンドリのところへやって来た。
「おお、オンドリどの。われわれは直ちに大ぜいの者を、君の国へ出発させることになりました」
いよいよ来るものが来たなと、オンドリたちは無念の歯がみをした。
しかし、それはオンドリたちの思いちがいであった。つづいてカビ博士が語ったところによると、この大震災の救済のために、わが海底都市は全力をあげてトロ族の国へ急行するというのであった。食糧や飲料や薬品や居住資材、それからいろいろの交通機関や工作機械に土木用具などをあつめて、それを地底へ持っていって、トロ族を救い、出来るだけ早く、生き残ったトロ族のために居住の場所をこしらえ、彼等が元気づくまでは、食糧をどんどん送って生活の面倒を見ようというのであった。