일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいていとし

海底都市

海野 十三

海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면

아오조라 문고

「ふむ。では契約した。学生が待っているから、早速標本になってもらおう。こっちへ来なさい」

博士は廊下へ出ると、すたすたと右手の方へ歩き出した。その足の速いことといったらまるで駆足をしているようだ。僕は博士を見失ってはたいへんと、けんめいに後を追いかけた。そしてタクマ少年と、どこで別れてしまったのか知らないほどだった。

「なにをまごまごしている。ここだ、ここだ」

博士のわれ鉦のような声にびっくりして、僕は博士が手招きしている一つの室へとびこんだ。

(あっ、いい室だなあ)

思わず僕は感嘆の声を放った。

なんという気持ちのいい室であろう。室は小公会堂ぐらいの大きさであるが、まるで卵の殻の中に入ったように壁は曲面をなしていてクリーム色に塗られている。清浄である。そしてやわらかい光線がみちみちていて、明るいんだが、すこしもまぶしくない。

室の中には、やまと服を着た男学生と女学生とが十四五名集まっていて、カビ博士と私を迎えた。男学生と女学生の区別は、男学生の方はぴったり身体にあう服を着ていて、身体の形がそのまま外に現われているのに対し、女学生の方は背中にひだのある短いカーテンのようなものを垂らしていた。