일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいていとし

海底都市

海野 十三

海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면

아오조라 문고

全くやりきれない。この世界に停っていたいがために、こんな苦痛をこらえているわけであるが、ずいぶん、がまんがなりかねる。

「博士。標本人間の肌の色が変って来ましたですよ。足なんか長くなりました」

よく喋りまわっている一人の女学生が、カビ博士の胸を叩いて注意をした。

博士は眉をあげて僕の方を見た。

「ははあ、なるほど。磁界がよわくなったらしい。君、ダリア嬢。あの配電盤の黄いろの3という計器の針を18のところまであげてくれたまえ。そうだとも、もちろんその計器の調整器のハンドルをまわしてだ」

ダリヤ嬢とよばれた猿の生まれかわりみたいな顔のお喋り姫は、博士に命ぜられると、すぐ配電盤のところへ行って、そのとおりにした。

すると僕は気分が急に悪くなった。見ると自分の足が小さく縮んでいく。肌色がわるくなる。――どうやら僕はある器械が出している磁場の中にいるらしく、そして今しがたその場の強さがよわくなったので、僕のからだは二十年後の世界の方へ滑り出したものらしい。それを今ダリヤ嬢が場の強さをつよくして元へ戻したものらしかった。

とにかく妙な仕掛を使っているらしい。それはそのあたりに並んでいる装置のうちのどれからしいが、時間器械と同様な働きをするものらしい。