일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいじんにいのる

海神に祈る

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 海神に祈る(かいじんにいのる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,486자 · 26화면

아오조라 문고

権兵衛はまた戸板に載って引返したが、帰りついてみると体は元のとおりになっていた。そこで権兵衛は己の代理として、総之丞に二三の下僚をつけて高知へやり、己は普請役所に留まっていると、十日ばかりして下僚の一人が引返して来て、藩庁の報告は滞りなく終ったと云った。

それは延宝七年六月十六日の事であった。権兵衛は其の時、普請役所に残っていた武太夫を呼んだ。

「釜礁を割る時に、お願をかけて、其のままになっておる。今晩は其のお願ほどきをする、準備をしてくれ」

武太夫もお願のかけっぱなしはいけないと思った。

「早速そういたしましょう、お願のかけっぱなしはいけません」

「それでは頼む」

武太夫が出て往くと、権兵衛は一枚の半紙を取って筆を走らせ、それを封筒に容れて表に津寺方丈御房と書き、そして、それを硯の下へ敷いた。

口上書を以て残候事

港八九は成就に至候得共前度殊の外入口六ヶ敷候に付増夫入而相支候得共至而難題至極と申此上は武士之道之心得にも御座候得ば神明へ捧命申処の誓言則御見分の通遂二本意一候事一日千秋の大悦拙者本懐之至り死後御推察可レ被レ下候 不具

十六日

一木権兵衛政利 花押