일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しぶおんせんのあき

渋温泉の秋

小川 未明

小川 未明의 渋温泉の秋(しぶおんせんのあき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,635자 · 6화면

아오조라 문고

渋には、まだしも物売る店がある。郵便局がある。理髪店がある。其の他いろんな店がある。これに較べると上林は淋しい。宿屋が二三軒あるばかりである。山が裏手に幾重にも迫って、溪の底にも溪がある。点々としている自然、永劫の寂寥をしみ/″\味わうというなら此処に来るもいゝが、陰気と、単調に人をして愁殺するものがある。風雨のために壊された大湯、其処に此の山の百姓らしい女が浴している。少し行くと、草原に牡牛が繋がれている。狭い、草原を分けて行くと、もう秋は既に深かった。草の葉が紅く、黄色く色づいているのが見られる。危い崖を踏んで溪川を左手に眺めながら行くと林の下に樵夫の小舎がある。其処から少し行くと、地獄谷というところに出る。常に岩の間から熱湯を沸き上げている。あたりには、白く霧がかゝっている。溪川には、湯が湧き出で、白い湯花が漂って、岩に引っかゝっているところもある。

崖の上に一軒のみすぼらしい茶屋があった。渋温泉に来た客は、此の地獄谷へ来るものはあっても、稀にしか崖を上って此の茶屋で休むものはなかろう。其の少ない客を頼りに此の茶屋は生活しているとしたら不安であると思われた。