후리가나로 읽는 일본 고전
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まんかんところどころ
満韓ところどころ
夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면
その真中を通して三カ所ほどに井桁に似た恰好の穴が掘ってある。豆はその中から断えず下へ落ちて行って、平たく引割られるのだそうだ。時々どさっと音がして、三階の一隅に新しい砂山ができる。これはクーリーが下から豆の袋を背負って来て、加減の好い場所を見計らって、袋の口から、ばらに打ち撒けて行くのである。その時はぼうと咽るような煙が立って、数え切れぬほどの豆と豆の間に潜んでいる塵が一度に踊り上る。
クーリーはおとなしくて、丈夫で、力があって、よく働いて、ただ見物するのでさえ心持が好い。彼等の背中に担いでいる豆の袋は、米俵のように軽いものではないそうである。それを遥の下から、のそのそ背負って来ては三階の上へ空けて行く。空けて行ったかと思うとまた空けに来る。何人がかりで順々に運んでくるのか知れないが、その歩調から態度から時間から、間隔からことごとく一様である。通り路は長い厚板を坂に渡して、下から三階までを、普請の足場のように拵えてある。彼等はこの坂の一つを登って来て、その一つをまた下りて行く。上るものと下りるものが左右の坂の途中で顔を見合せてもほとんど口を利いた事がない。