일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんかんところどころ

満韓ところどころ

夏目 漱石

夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면

아오조라 문고

それで皆して佐藤の事を寒雀寒雀と囃していた。当時余は寒雀とはどんなものか知らなかった。けれども佐藤の頭のようなものが寒雀なんだろうと思って、いっしょになってやっぱり寒雀寒雀と調戯った。この渾名を発明した男はその後技師になって今は北海道にいる。

話が前後するようだが、旅順に来て十何年ぶりかに佐藤に逢って、例の頭を注意して見ると、不思議な事に、その頭には万遍なく綿密に毛が生えていた。もっとも黒いのばかりではなかった。近頃は正当防禦のために、こう短く刈っているんだと云って、三分刈の濃い頭を笑いながら掻いて見せた。

旅順から二度目の電話がかかった翌日の朝、橋本と余は、この旧友に逢うため、また日露の戦跡を観るため、大連から汽車に乗った。乗る時、是公が友熊によろしくと云った。是公は何か用事があったと見えて、国沢君と二人で停車場の構内を横切って妙な方角へ向いて歩いて行った。やがて二人の影は物に遮ぎられて、汽車の窓から見えなくなった。そうして満洲に有名な高粱の色が始めて眼底に映じ出した。汽車は広い野の中に出たのである。

二十二

おい旅順に着いたら久しぶりに日本流の宿屋へ泊ろうかと橋本に相談を掛けるとそうだな浴衣を着てごろごろするのも好いねという同意である。