일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんかんところどころ

満韓ところどころ

夏目 漱石

夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면

아오조라 문고

普通の客車でも、京浜間のようにむやみには出ない。一日にわずか二度か三度らしい。だから君のように呑気な事を云ったって駄目だよと橋本から叱られた。なるほど駄目である。しかも余の駄目は汽車にとどまらない。地理道程に至っても悉皆真闇であった。さすが遼陽だの奉天だのと云う名前は覚えているが、それがどの辺にあって、どっちが近いのだかいっさい知らなかった。その上、これから先どことどこへ泊って、どことどこを通り抜けるのかに至るまで、全く無頓着であったのだから橋本も呆れるはずである。しかし、おい鉄嶺へは降りるのかと聞いて、いや降りないと答えられれば、はあ、そうかと云ったなりで済ましていた。別に降りて見たい気にもならなかったからである。したがって橋本は実に順良な道伴を得た訳で、同時に余は結構な御供を雇った事になる。

いよいよプログラムがきまったので、是公に出立の事を持ち出すと、奉天へ行って、それから北京へ出て、上海へ来て、上海から満鉄の船で大連まで帰って、それからまた奉天へ行って、今度は安奉線を通って、朝鮮へ抜けたら好いだろうとすこぶる大袈裟な助言を与える。その上、銭が無ければやるよと註釈を付けた。