일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たきぐち

滝口

山本 周五郎

山本 周五郎의 滝口(たきぐち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,815자 · 99화면

아오조라 문고

「あなたがいらっしゃってるって聞いたもんだから、おぶにはいってたのをとびだして来たの、こんな恰好でごめんなさい」おりうは媚びた眼つきで微笑し、膳の脇に坐った、「――おわきさんが出てたんですってね、あのしとあたしに知らせてくれなかったのよ、ひどいしと」

そして酌をしながら、すぐに着替えて来るから待っていてくれと云った。益村はそのままでいいだろうと云った。

「そのままのほうが涼しくっていいよ」

「でもこんな恰好では」おりうは浴衣の両袖をひろげてみせた、「まあさまはいいって仰しゃっても、よそのお座敷へは出られやしませんわ」

「なるほどね」と云って益村は頷いた、「そこには気がつかなかった」

「でもね」と云っておりうはすり寄り、益村の膝を手で押えた、「あなたがお帳場へひとこと、あたしをここに置くって仰しゃって下されば、よその座敷へゆかなくってもいいのよ」

「まさかね」益村は酒を啜って云った、「――いいから着替えておいで」

「薄情な方、あたしがいてはいけないんですか」

「ごらんよあのさるすべり」益村は盃を持った手で庭のほうをさし示した、「酒のみはああいう花を肴に飲むほうが風流だというじゃないか」