일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たきぐち

滝口

山本 周五郎

山本 周五郎의 滝口(たきぐち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,815자 · 99화면

아오조라 문고

その叔父が園部の人たちを、例のとおり話のとりこにしていたとき、園部鎌二郎がはいって来た。彼は二男で、兄の金三郎とは腹ちがいで二十一歳、躯つきも顔だちも兄とは似ていないし、一族ちゅうの暴れ者といわれていた。――彼がはいって来たとき、益村安宅は鵜殿の叔父と話していたが、誰かがこっちを見まもっているけはいを感じて振り向いた。そして、園部鎌二郎が左手に刀を持ち、立ったままこっちを睨んでいるのを認めた。刀は玄関で預けるのが作法である、それを手に持ち、しかも左手に持っているというのは、挑戦でないにしても、敵意を示すものだということは明らかであった。

「実花を飾って仇花を隠すか」鎌二郎はそう云いながら、するどい眼つきでその席を見まわし、鼻でふんとわらった、「――この法要はごまかしだ、こんな法要はやめてしまえ」

金三郎が「鎌二郎」と制止した。とたんに彼は安宅に向かって指を突き出した。

「あんたはなんのためにこんな法要をするんですか、なんのためです」と鎌二郎が叫ぶように云った、「こうすれば世間や親族の者が、貞心の篤い男だと思うだろうという計算ですか」

安宅はまた鵜殿の叔父のほうへ向き直り、それまで話していたことを話し続けようとした。