일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たきぐち

滝口

山本 周五郎

山本 周五郎의 滝口(たきぐち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,815자 · 99화면

아오조라 문고

「ごめんなさい、こんな恰好のままで」

「私こそ失礼しました、またあとでまいります」

「いいのよ」なつは微笑した、「もう五人の母になったんですもの、いまさら恥ずかしがってもしようがないわ」

安宅は坐って、なつの胸を見ないようにしながら祝いを述べた。彼女はあっさりした口ぶりで、おとうさまが子福者だから、自分たちもその筋をひいているのだろうが、このとしで五人もの子持になるのは気が重い、もうこの辺でおしまいにしたいと思う、などと云った。やがて眠った赤子を、並べて敷いた小さな夜具に寝かせると、彼女は寝衣の衿を合わせながら起きあがり、衣桁から羽折を取ってはおり、夜具の上に戻ってきちんと坐った。

「ねえ安宅さん」なつは声の調子を変えて云った、「いちど伺って聞きたいと思っていたんだけれど、杉原さんとの縁談をどうなさるおつもりなの」

「この秋の初めのことですがね、大滝の上流で釣りをしていたんです」と安宅が云った、「どうしたわけだか餌をすっかり取られちまいまして、餌なしの鉤だけで釣っていました」

なつは「また始まった」といいたげな眼つきをしたが、黙っておとなしく聞いていた。