일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えんげきのようしき――そうろん

演劇の様式――総論

岸田 国士

岸田 国士의 演劇の様式――総論(えんげきのようしき――そうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,091자 · 22화면

아오조라 문고

の効果とされていた。

これに対して、一方、現実の世界を、露骨に、滑稽に描き出し、そこに反省と警告とをさりげなく示すものが、「喜劇」である。

この二つの分け方は、たしかに、演劇の二つの大きな枝を明らかに区別したことにはなるが、時代は、この二つの枝を、常に、別々に伸ばそうとはしなかつた。

イギリスにシェイクスピアが現われて、既に、この二つの枝は、時に、一本となつた。

フランスでも、十八世紀になると、悲劇と喜劇との区別を無視しはじめた。いわゆる「悲喜劇」という代物が生れ、批評家はこれを「ジャンルの混淆」と言つた。悲劇でもなく喜劇でもないという中間的な色合いの戯曲も書かれるようになる。フランスで「ドラマ」という名称が使われだしたのはこの時代で、“Pi※(グレーブアクセント付きE小文字)ce”という名称は、悲劇でも喜劇でもない戯曲を指すために用いられるのである。

ジャンルの混淆は、自然、「悲劇」と「喜劇」の性質をも徐々に変化させるに至つた。

なお、そのほかに、劇場機構の改革、社会思潮の変化、外国文物の移入、などが原因となつて、演劇の相貌は急激に近代化し、複雑化し、自由奔放となつた。