일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えんげきのようしき――そうろん

演劇の様式――総論

岸田 国士

岸田 国士의 演劇の様式――総論(えんげきのようしき――そうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,091자 · 22화면

아오조라 문고

その面白い証拠として、例えば、チェーホフの『桜の園』や、ポルト・リシュの『過去』などという、一見「悲劇的」とさえ思われる戯曲が、作者自身によつて、はつきり、「喜劇」と名づけられていることを指摘すればよい。これは、まさしく、作者の人生観をもつてすれば、現代社会はそのまま「喜劇」であり、「現代人」は、宿命的に「喜劇的存在」であるという皮肉な現実主義の宣言にひとしいように思われるけれども、一方、それほどの深い意味をもたせずに、ただ、古代悲劇が、人間と神乃至運命との対決を主題とするのに反し、すべて人間と人間との関係には、もはや「悲劇」はあり得ず、これを「演劇」としてみれば、「喜劇」の部類に入れるのが当然だ、という解釈も成り立つのである。

西洋では、古典悲劇専門の俳優だけは、トラジェディアン、即ち悲劇俳優と呼んでいるけれども、その他の、一般の俳優は、コメディアンと称し、特に、「喜劇」のみをやらなくても、ただ「役者」という意味で通つていることも注意すべきである。

それからまた、フランスの国立音楽演劇学校の演劇科は、悲劇科と喜劇科とに分れていて、前者は専ら古典悲劇の、後者は、古典喜劇を含む一般演劇の演技研究を目的としている。