일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えんげきへのいちぐち

演劇への入口

岸田 国士

岸田 国士의 演劇への入口(えんげきへのいちぐち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,575자 · 8화면

아오조라 문고

東京都が数年前から、「都民劇場」の名で、会員制度の観劇グループを作り、目ぼしい公演を選んで入場料の一部負担を実行しているのは注目に値する。

日本では、大蔵省が反対するというだけの理由で、研究的な、あるいは、報酬を当てにしない試演程度の演劇にも、十割の税をかける。古典や優秀な現代劇の上演には国庫の補助を与えている国々の例を、われわれはただうらやむばかりである。

日本ではまた、劇作家がただそれだけの仕事では、職業として成り立たないのが普通である。これはいわゆる「新作」の上演が少ないのと、たまたまその機会があっても、上演料の算出に合理性を欠いているからである。これがどうしても是正できないところに、日本の現代演劇の病根の一つがある。

その上、無断上演の暴挙が半ば公然と行われ、作者の許可を得たものでも、脚本使用に対する応分の謝礼がなされている例は、ほとんど絶無にちかい。この野蛮な風習だけをみても、日本の劇作家が、社会からいかに遇されているかを想像しうるのである。

一般演劇の観衆にとって、こういう問題はどうでもいいであろうか? あるいは、どうでもいいかも知れない。