후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みおつくし
澪標・落日の光景
外村 繁
外村 繁의 澪標・落日の光景(みおつくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,889자 · 268화면
最後に、たつは反りかえる恰好になり、斜め横に倒れる。その膝が割れ、膝小僧が出ている。が、たつは上体を伏せて、動かない。
「ああ、苦しかったわ」
たつはやっと起き上った。その目には涙が光っている。が、たつは膝の着物を合せてから、意外なことを言う。
「けんど、なんでや知らんが、よい気持やわ。今度は、晋さんやかて腋の下やぞ」
が、その時、たつを呼ぶ母の声が聞える。たつは舌を出して、出て行った。
四年生になった。担任は小野先生である。脇村先生が校長になられる。この年、次兄が膳所中学校に入学した。次兄は極めて温和な性質であるが、体格が群を抜いて大きく、太ってもいる。従って次兄の存在は無言のうちに生徒達を圧していたわけである。その次兄がいなくなってみると、学校では私は自然に緊張を感じる。
弟の明のことが私の記憶に残るようになったのも、この頃からである。私の六つの時の母の大病は、弟を出産した彼の産褥熱であった。以来、弟は本家の祖母の許で育てられていたからでもあるが。
私は弟と本家の花園で遊んでいた。本家の花園は別屋敷になってい、上畑へ行く道を挟んで、悌二郎家と対している。