일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひのとり

火の鳥

太宰 治

太宰 治의 火の鳥(ひのとり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,740자 · 76화면

아오조라 문고

さちよ君はね、いつでも、こんなこと、平気でやらかすものだから、弱るです。社へ情報がはいって、すぐ病院へ飛んでいったら、この先生、ただ、わあわあ泣いているんでしょう? わけがわからない。そのうちに警視庁から、記事の差止だ。ご存じですか? 須々木乙彦って、あれは、ただの鼠じゃないんですね。黒色テロ。銀行を襲撃しちゃった。」

憮然と部屋の隅につっ立っていた青年は、

「たしかですか?」蒼ざめていた。

「もう、五六日したら、記事も解禁になるだろうと思いますが。」善光寺は、新聞社につとめていた。

さちよは、静かに窓のカーテンをあけた。あたしは、病院でこの善光寺助七の腕に抱かれて泣いたのだ。

「あなたは、いつから来ていたの?」冷い語調であった。

「おれかい?」死んだ大倉喜八郎翁にそっくりの丸い顔を、ぱっとあからめ、子供のようにはにかんだ。「ほんの、少しまえです。けさ早く警視庁へ電話したら、あなたたちの出ることを知らせて呉れたので、とにかく、ここへ来てみたわけです。したのおばさん心配していたぜ。留守に何度も何度も刑事が来て、この部屋を掻きまわしていったそうだ。おばさんには、おれから、うまく言って置きました。