후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいたんけん
火星探険
海野 十三
海野 十三의 火星探険(かせいたんけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 77,522자 · 155화면
河合は、このときマートン技師のそばについていたが、技師が食料品をすこし食堂へ行って貰ってくるようにといったので、河合はいそいでそちらへ走った。
食堂へ入ってみると、張とネッドが、有機硝子の丸窓へ顔を押しつけて、外を一生けんめいに見ていて、河合の入って行ったのにも気がつかないようだった。
「おい、マートン技師からだ。ソーセージとアスパラガスとコーヒーを頼むぜ」
河合の声に、張とネッドはびっくりして後を振返った。
「へえっ。食べるどころのさわぎじゃないじゃないか」
と、ネッドが目を丸くした。
張の方は「よろしい」と答えて、厨房へ駆けこんだ。
「いや、腹がへっては駄目だ。今のうち食べられるだけ詰めこんでおけと、マートンさんはいうのだ」
「羨しいなあ。僕みたいな食いしん坊でも、今はビスケット一つ食べようとは思わない」
張が厨房から駆け戻ってきた。ソーセージとアスパラガスの缶詰と、コーヒーの入った魔法壜とを河合に渡した。
「ありがとう、ねえ、張君。これから先、いったいどうなるんだい」
河合は張に訊ねた。
「そんなこと、僕が知るもんか」
「牛頭仙人の力で、水晶の珠にうかがってみたらいいじゃないか」