후리가나로 읽는 일본 고전
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とうだいき
灯台鬼
大阪 圭吉
大阪 圭吉의 灯台鬼(とうだいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,718자 · 27화면
と風間老人は、わたし達の先に立って、暗い急な螺旋階段を登りながら言った。その声がまた、長い高い塔内に反響して、なんとも言えない陰にこもった呟くような木霊を伴うのだった。
「……わたしは今夜は非番でしたが、あの友田看守は、このごろ昼間無電のほうをチョイチョイ手伝いますので、つい疲れてときどき居眠りをするようですし、変な噂はたつし、それに、今夜はわたしの横着娘が少しばかり加減が悪いので、それやこれやで、どうも思うように熟睡出来ませんでしたが……それはちょうど、一時間ほど前のことです……まずわたしは、最初ゆめうつつの中で、突然屋根の上のほうでガラスの割れるような大きな音を聞いたのです。するとほとんどそれと同時に、おなじ方角で、なにかしら、機械でもこわれるようなはげしい金属的な音がいたしました。で、びっくりして飛び起きたわたしは、しばらく呆然としておりましたが、なにしろ天井の方角でそのような音がしたとすれば、この灯台よりほかにありませんので、急に堪らない不安にかられて官舎の玄関までとび出しました。見れば塔の頂上のランプ室は灯が消えて真っ暗です。わたしは思わず大声をはり上げて、ランプ室に当直しているはずの友田君を呼び上げました。