일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むだい(いち)

無題(一)

宮本 百合子

宮本 百合子의 無題(一)(むだい(いち))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 20,502자 · 41화면

아오조라 문고

そして二人とも不事なそしておたがいにいくらかそだった体を見る事の出来たのを、「ほんとうに有難う神様」とくりかえしてよろこび合いました。不事にかえる筈ですわ、詩人は若くて美くしくてそして才があって家には沢山まちあぐんで居る人があったんですもの。日はもうすっかり暮れてくろくなった山のきわが月の出る時の何とも云えない美くしい神々しい色になって遠くに見えたし、もの置いた様な羊ももういつのまにか影をかくしてしまいました。細くしなやかな銀笛は赤い詩人の唇によせられました、白いペンをもつよりほかにしらないきゃしゃな十の指はその夕やみの中に動いて小さい金具の歌々からはゆるいなつかしい夕暮の空にふさわしい音がふるえながらわき出しました。吹き出した夕暮の風はローズの金黄色の毛と笛を吹きすます詩人の髪とを美くしくもつらして居ます。笛の音は遠く遠く、羊を追う牧童の胸をまでそそるようにどっしりとして夕暮の闇をはいて居る木の間をくぐって遠く遠く、そのすぐわきに足をのばして白い靴のさきを見つめながら笛に気をとられて居たローズの目は段々に上を見つめて又その目は下に落ちて段々色々な色に変って行く湖の上に目を落しました。