후리가나로 읽는 일본 고전
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はちゅうかんじけん
爬虫館事件
海野 十三
海野 十三의 爬虫館事件(はちゅうかんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,914자 · 38화면
「御意のままに何なりと、トシ子さんとあなたの結婚式に一世一代の余興でもやりますよ」
この帆村の言葉はどうやら鴨田理学士の金的を射ちぬいたようであった。
「よろしい」彼は満更でない面持で頷いた。「ではこの装置を開けましょうが、爬虫どもを別の建物へ移さねばならぬので、その準備に今から五六時間はかかります。それは承知して下さい」
「ではなるべく急いで下さい。今は、ほう、もう四時ですね。すると十時ごろまでかかりますね。警官と私の助手を呼びますから、悪しからず」
「どうぞご随意に」鴨田は云った。「僕も今夜は帰りません」
帆村はその部屋から警官を呼んだ。副園長の西郷にも了解を求めたが、彼も今夜はタンクが開くまで、爬虫館に停っていようと云った。
しかし帆村は、彼等と別なコースをとる決心をしていた。丁度そこへ助手の須永がやってきたので、万事について、細々と注意を与え、爬虫館の見張りを命じてから、彼一人、動物園の石門を出ていった。既に秋の陽は丘の彼方に落ち、真黒な大杉林の間からは暮れのこった湖面が、切れ切れに仄白く光っていた。そして帆村探偵の姿も、やがて忍び闇の中に紛れこんでしまった。