일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっしんいちにょのかがく

物心一如の科学

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 物心一如の科学(ぶっしんいちにょのかがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,786자 · 20화면

아오조라 문고

それは物質不滅の法則と呼ばれている法則である。物質は、形がどのように変化しても、その実質即ち質量は不変であるというのが、この法則である。実質というからには、これは不変でなくては困るので、もしそれが勝手に変っては、物が消えたり、また現われたりして、学問の組み立てようが無くなってしまう。茶碗の破片が本当に消えたのか、見失なったのか、その判定をする基準が無くなる。

幸いなことには、実際に天秤を使って、精密に測ってみると、物質はその形が変っても、目方は変らないことが証明されている。密閉した硝子器の中に一定量の水を入れて、その目方を測る。それを暖めて水蒸気にすると、液体の水は無くなり、目に見えない水蒸気になるので、硝子器の中には、何も無くなったように見える。しかし目方を測ってみると、前と全然変らないのである。即ち、水は水蒸気に変っても、目方として感ずるその実質は不変なのである。

さらに水素と酸素とを化合させると、水素とも酸素とも全然別のものの水になる。この場合にも、物質不滅の法則は成り立つので、化合前の水素の目方と酸素の目方との和は、出来た水の目方に丁度等しい。