후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いちろうじん
犬田卯短編集二
犬田 卯
犬田 卯의 犬田卯短編集二(いちろうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,383자 · 103화면
子供らはぽかんとしていて答えるものがいない。「あいよ、昨日の九時頃よ、あれは……要三は、菊一は、佐太郎は……」しかし一人として来たというものも姿を見かけたというものもなかった。学校がえりの大きな連中をつかまえて聞いてみても、結果はついに同様でしかなかった。おそらく誰も知らない間に自転車ででも通りかかって拾って行ったのかも知れない。お通は訊ねるのをあきらめて、とにかく明日まで様子を見ることに決心した。籠屋のいうように、拾ってはみたが使いようがなくて、そうっと戻しにやってくるかも知れぬ。
しかし、それもついに空頼みに終った。翌くる日もすぎ、四日目になったが、依然として金は出て来ない。
「あれにかんがえてもらえな、地神さまに。」
母親が言い出した。あまりにがっかりしてしまっている娘が可哀そうだったのだ。
そこでお通は沼沿いの丘の下へどこからか漂着して住んでいる山伏のような「地神様」と村人がよんでいる方位師のところへ行って見てもらった。と、この天神ひげを生やした痩せぽちの老人は、まず筮竹をがらがらとやって算木をならべ、それと易経とを見くらべながら、「うむ……うむ……」