일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こぶ

犬田卯短編集 一

犬田 卯

犬田 卯의 犬田卯短編集 一(こぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,259자 · 96화면

아오조라 문고

ところで、改築したばかりの小学校舎の壁が剥落して彼の辞職の主因をつくってしまった。その壁たるや、実に沼の葭を刈って来て簀の子編みにしたものを貼りつけ、その上へ土を塗ったのであった。いかに村民が馬鹿の頓馬で、木像のように黙っている存在にもせよ、それだけは許さなかった。もっとも表面は「任期満了、病気にて再任に堪え得ず」ということではあったのだが。

辞職後はF町裏に囲ってあった第二号も「解職」したということであったし、第一、ご自身が酒からの動脈硬化で全く「再任には堪え得なかった」であろうが、しかしそれも大したこともなくやがて回復し、旺盛な彼の生活は依然として、それからもつづけられたのだ。ところが、何をいうにももはや金の流入する道が、小さいのはとにかくとして、めぼしいのは一つ一つ塞がれた形で……。消防組頭、郡農会長、村農会長……それだけでは三人の子供ら――長男は賭博の常習犯、次男は軟派の不良、三男は肺結核――の小遣銭まではとても廻らない。かと言ってこの村農会長様は会費の徴集には特殊の手腕を発揮するが、苗一株植えるすべは知らないのである。まさかとは思われるが、「食えないから、いよいよ、村長にでもならなけりゃ」