후리가나로 읽는 일본 고전
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いぬ
犬
三遊亭 金馬
三遊亭 金馬의 犬(いぬ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,861자 · 16화면
数字の札を立てておいて、「五と二ではいくつになる」というと七という字を持ってくる。他にもいろいろな芸をしたが、「尋常三年くらいの知識がありますよ」と自慢をしていた。一時は築地・新橋のお座敷はこの犬に食われて咄家講釈師の座敷が閑になって、「夫婦喧嘩は犬も食わない」というが、「咄家は犬に食われる」と評判になったことがある。このトミーという学者犬の持ち主は、もと太神楽曲芸師の「目ぐろ」の後見をやっていた「正太郎」というぼくの友達で、名古屋の大須の観音様で拾ってきた雌の雑種で、汽車・電車の乗り物もバスケットのなかにおとなしくしているので持ち歩きも便利であった。
ぼくの家の寿限無も人間のことばも簡単なものなら三十くらいはわかる。「良し」「悪い」「後」「先」「右」「左」、偉いことに「ゴー・ストップ」がわかる。朝夕一時間くらいずつ綱をつけずに運動に連れて歩く。右でも左でも「つけ」といって腰を叩くときちんとついて歩く。「先へ」といってゴー・ストップのところへくると、ストップのときは止まって待っている。交通信号の赤青の色はわからないだろうが、人の行動でわかるらしい。