일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さるのえんぜつ

猿の演説

山本 宣治

山本 宣治의 猿の演説(さるのえんぜつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,230자 · 3화면

아오조라 문고

これを見た飼主は、こんな事ならもっと早く放してやったがよかったと、心ひそかに自分の賢明さを誇ると同時に、鎖生活に馴れた畜生のおろかさを憐んだという、意味の話である。そしてそれ以上に、註釈はついていない。

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諸君、この話は何を意味しているか、よく考えてくれ。今度の府県議選挙戦の結果をば支配階級はこういう風に解釈して、無産階級という猿は何というバカな動物だろう。せっかく憐んでやって我々自身はこわごわ不徹底な普選でもって、鎖をといてやったにもかかわらず、彼らの活動はやはり昔の狭い円をでないのだ、という意味をことばの外に含ませて、無産者くみし易しとばかりに、勝どきの声をあげているのだ。

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しかし諸君、我々は、彼らの見くびっている様な憐れな猿ではない。狭い小さい世界の中でグルグル廻りばかりをやっているのではない。

すなわち、無産階級は多くの鎖でガンジガラミにしばられた一大巨人である。その巨人は今まで眠っていたという事はできる。しかし今や眠りよりさめんとして一度身うごきすれば、忽に多くの鎖の一部はたち切られるのだ。と我々は見ている。

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