일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さるとびさすけ

猿飛佐助

織田 作之助

織田 作之助의 猿飛佐助(さるとびさすけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,413자 · 60화면

아오조라 문고

夜のとばりがせめてもに、この醜さを隠しましょうと、色男気取った氏神詣りも、悪口祭の明月に、覗かれ照らされその挙句、星の数ほどあるアバタの穴を、さらけ出してしまったこの恥かしさ、穴あらばはいりもしたが、まさかアバタ穴にもはいれまい。したが隠れ穴はどこにもあろう。さらばじゃ」

「あッ佐助様。待って」

「この醜くさ、この恥かしさ、そなたの前にさらすのも、今宵限りじゃ」

さらばじゃと、大袈裟な身振りを残すと、あっという間に佐助は駈けだして、その夜のうちに、鳥居峠の四里の山道を登って、やがて除夜の鐘の音も届かぬ山奥の洞窟の中に身を隠してしまった。

こうして、下界との一切の交通を絶ってしまった佐助は、冬眠中の蛇を掘り出して啖うと、にわかに精気がついたその勢いで、朝に猿と遊び、昼は書を読み、夕は檜の立木を相手にひとり木剣を振うている内に三年がたち、アバタの穴が髭にかくれるほどの山男になってしまった。

ところが、ある夜更け、打ち込んだ檜の大木がすっと遠のいた。

「はて、面妖な」

と、続けて打って掛ると、右に避け、左に飛んで、更に手応えがない。

「まさしく奇々天怪。動かぬ筈の檜が自由自在に動くとは、まさに尋常の木にあらず。