후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいのこころをこめて
現代の心をこめて
宮本 百合子
宮本 百合子의 現代の心をこめて(げんだいのこころをこめて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,032자 · 4화면
、そして又芸術を知ろうとすればその当時の社会の有様を基礎としなければ、本当のことは何も分らないものであるということを、歴史家である著者は、精密に、しかも胸に訴える生ける姿として、描き出しているのである。
この本の最初の部分で、先ず私たちはこれから多くの場合、少なからぬ助けとなるようなルネサンスの社会と文化に関する歴史的な要素の分析とそこに潜められていた様々の矛盾について、行届いた知識を与えられる。そのルネサンス伊太利の繁栄が絶頂に達して、遂にかくされていた諸矛盾がそろそろその作用をあらわしはじめた時、フィレンツェの市民、市民の芸術家としてのミケルアンジェロは、若きダヴィテの像をつくった。その後、フィレンツェ市が専制者メディチとの間に行わなければならなかった名誉ある闘い、その敗北の惨苦。一度はフィレンツェ市の防衛のためにサン・ミニアトの丘に立ったミケルアンジェロが、亡命者としてローマに止まり、人々をその悲痛さで撃つばかりのピエタを作りながら、九十年の生涯を終る有様は、波瀾に波瀾を重ねるフィレンツェ市の推移とともに見事な浮彫のように書かれている。
通俗には誤って考えられているこの時代の思想家マキャヴェリの真の価値も、その著作「フィレンツェ史」