일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいぜんしんごのこと

生前身後の事

中里 介山

中里 介山의 生前身後の事(せいぜんしんごのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,804자 · 83화면

아오조라 문고

ようである、そこで、公園劇場での賭博問題がきっかけとなって、彼等一党が総検挙をされたようであった、これで沢正一座も愈々没落かと思われた、これまでの彼の人気と増長ぶりについては喝采する者は絶えず喝采していたが、余輩から見ると、自暴の盲動的勇気としか見えなかった、自暴で背水の陣を敷くと人間はなかなか強くもなれるし、また意外な好運も迎えに来るものだと思わしめられないでもないが、無理は無理だ、と我輩のみならず、心ある者は彼をあやぶみきっていたが、果してこの検挙で幕が下りた、これでさすがの驕慢児も往生だと世間は見ていたが、なかなか悪運(?)の強い彼にとって、この検挙拘留中に彼の大震災で、これがまた彼にとって有利と好運とに展開されたのである。

拘留中の沢田とその一党は大震災の為に放免された、それが機会でまた彼が復活して、どういう運動の結果か、復興第一に日比谷公園で大野外劇を演り、沢正が弁慶勧進帳で押し出すというような変態現象を現出してしまった、それから籾山半三郎君が出資者となって赤坂の演技座に大劇場としての仮普請をして、沢正の為に根城を拵えてやったり、非常の景気であって、一代も彼を拍手喝采する