일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいぜんしんごのこと

生前身後の事

中里 介山

中里 介山의 生前身後の事(せいぜんしんごのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,804자 · 83화면

아오조라 문고

ものだからそれは後日の事として概略だけを書いて置きたい。

新聞に発表したことは別として、書物として初めてこれを世に出したのは大正―年―月―日玉流堂発行の和装日本紙本「甲源一刀流の巻」を最初とする。

今でこそ大菩薩には一々何の巻何の巻と名を与えているが、最初都新聞に連載した時は、この巻々の名は無かったものである、それをこの出版に際して第一冊に「甲源一刀流の巻」の名を与えたのが例になったのである、この初版の出版ぶりはかなり原始的なものであった、これより先き自分は弟に本郷の蓬莱町へ玉流堂というささやかな書店を開かせた、同時に自分は活字道楽をはじめた、この活字道楽というのは今日までも自分にとって一つの癌のようなもので、かなり苦しめられつつあって、容易に縁の切れない道楽の一つであるが、本来どうか自分は一つ印刷所を持ちたい、それは最少限度のものであってよろしい、兎に角半紙一枚刷りなりとも拵えて、それを知己友人に配るだけの設備でもよいから欲しい、ということは兼ねての念願であった、そうしてまず築地の活版であったか秀英舎であったかの売店へ行って、一千字ばかり一本ずつ売って貰いたいといって申込んだが、先方では取り合われなかったと思っている、然し、それを三本ずつか何かにして仮名を少し余計に買ってそれからケース