후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せいぜんしんごのこと
生前身後の事
中里 介山
中里 介山의 生前身後の事(せいぜんしんごのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,804자 · 83화면
仕事であるから能率の上らないこと夥しい、折角、勢い込んで自転車で毎日取り集めに来る紙型屋も手を空しゅうして帰ることが多いのでとうとう商売にならぬと諦めて引き下ってしまった、尤もこの紙型鉛版屋もその時、大菩薩峠のことは知っていたと見えて、
「あゝ、この本は売れますぜ、ですが先生のような方が貴重な時間を割いて斯ういうことをなさるのは随分御損ではありませんか」
と云ったのを覚えている。
とにかくそういうようなわけで紙型屋を失望せしめる能率であるから遂に紙型なしで一冊をやり上げてしまって、それから第二冊目の「鈴鹿山の巻」に取りかかったのである。
この巻は前の巻よりも紙数は少なかったが、兎に角同様にして一切合切手塩にかけてやり通した事は前と変りがない。
しかし、もうそれ以上は労力が許さなくなった、そこで第三冊「壬生と島原の巻」からは自由活版所の岡君のところへ持ち込んだのである、そうして初めて本職の手に移し形式は前と同じことに和装日本紙にして第四冊「三輪の神杉の巻」第五冊「竜神の巻」第六冊「間の山の巻」第七冊「東海道の巻」第八冊「白根山の巻」