후리가나로 읽는 일본 고전
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せいぜんしんごのこと
生前身後の事
中里 介山
中里 介山의 生前身後の事(せいぜんしんごのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,804자 · 83화면
第十一冊「不破の関の巻」は全く書き下ろしの処女出版、第十二冊「白雲の巻」「胆吹の巻」は隣人之友誌上へ、第十三冊「新月の巻」は大部分隣人之友一部分は新たに書き足して今日に至っているのであるが、その間に円本時代というのがある。
円本時代というのは改造社の創案で日本の出版界に大洪水を起さしめたものである、大菩薩峠もその潮流に乗じて大いに売り出した、出版者としての神田君も素晴らしい活躍をした、そこで印税としても未曾有の収入を見たという次第である、その後引続いての円本形式をもとの形に引き直そうとしたが、どうしてもそれが出来ずとうとうあの体裁が定本となるようになってしまった。
然しこの円本時代というものは出版者及び文学者に大きな投機心と成金とを与えたけれども、その功過というものはまだ解決しきれない問題として今日に残されている。
然し、円本時代が去ったとはいえ大菩薩峠の威力はなかなか衰えなかった、他の出版物は下火になってもこれのみは衰えないのである、そうして春秋社と著者との関係も時々何か小さなこだわりはあったけれども、大体に於て順調であって最近まで来た