후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いなかふうなヒューモレスク
田舎風なヒューモレスク
宮本 百合子
宮本 百合子의 田舎風なヒューモレスク(いなかふうなヒューモレスク)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,790자 · 16화면
おしまは、時々きいという名のその嫁をひどくしかるように成った。すると、勇吉は、炉ばたでちびちび酒を飲みながら、
「そげえに若えもん叱るでねえよ、今に何でもはあ、ちゃんちゃんやるようになる、おきいはねんねだごんだ」
「何がねんねだ! ひとが聞いたらふき出すっぺえ。ねんね嫁け! お前」
きいはつらく、涙ぐんで行儀よく手をついて、
「勘忍してくんさんしょ」
とあやまる。しおらしいのが、しまに決して快くなかった。
その年の冬のことであった。勇吉の近所で青年団の集まりがあった。村の暮しは単調で、冬はなお更ものうい。よい機会さえあれば、男はみな酒を飲みたがる。青年団の集まりなど申し分ない口実だ。多勢集まり、けんかはしない約束をして飲み始めた。ああ、実際村の者は酔うとよくけんかをするのです、とてもよくやる。けれども、青年団員という文明的な名を持つ名誉上、けんかはすまい話し合が出来た。
そして、むつまじく飲んでいるうちに、何だか戸外が騒々しくなって来た。日が沈むと、村の往還は人通りも絶える。広く、寒く、わびしい暗やみの一町毎にぼんやり燈る十燭の街燈の上で電線が陰気にブムブムブムとうなっている。