일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

らい

癩

島木 健作

島木 健作의 癩(らい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,753자 · 74화면

아오조라 문고

妙な所で逢いましたね」穏やかに落ち着いた調子の声であった。それから彼は続けた。「ほんとうにしばらくですね。僕はここへ来た翌日にもう君に気がついていたんです。けれど遠慮してだまっていました。何しろ僕はこんな身体になったのでね、君をおどろかせても悪いと思ったし……」

太田は岡田のその言葉をきいて、そうかやっぱりそうだったのか、岡田だったのか、とほっとしたような気持で思った。彼自身の口からはっきりとそう名乗られるその瞬間までは、やはり何だか嘘のような気がし、人間が違うような気がして、心のはるかの奥底では半信半疑でいたのである。

「それで君はいつやられたんです。三・一五には無事だったはずだが」

「おなじ年の八月です。たった半年足らず遅かっただけ。実にあっけなかったよ」

絶えず微笑を含んで言っているのだが、その調子には非常に明るいものがあって、あまりにも昔のままなのにむしろ驚かされるのであった。外貌のむごたらしい変化に比べて少しも昔に変らぬその調子は鋭く聞く者の胸を打つのである。

「病気は……」太田はそれを言いかけて口ごもりながら、思いきって尋ねた。「身体はいつごろからわるいんです」