후리가나로 읽는 일본 고전
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はっくつしたびじょ
発掘した美女
坂口 安吾의 発掘した美女(はっくつしたびじょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,882자 · 29화면
梅玉堂は歩きだした。さて、これからが大変なのである。裸で滝をくぐるのは、まだいい方だ。彼らは着物をきて滝の裏をくぐりぬけなければならない。これもまだよろしい方だ。針金につかまって、丸太の橋を渡らなければならない。ついに木の根につかまって、よじ登り、岩に手をかけ足をかけて一足ずつ踏みしめ踏みしめよじ登る難嶮にと差しかかってしまったのである。
お握りジイサンはなれているから鼻唄まじりで登って行くが、あとの二人は大変である。まだしも初音サンは元気がよかった。まだ若いのだ。大自然にとけこみ、野性がよみがえったように元気があふれている。しかるに梅玉堂は二十三貫五百のデブである。それでもまだ若くて痩せていたころ登山に一応凝ったことがあって、そのときの経験がなんとか物を云ってくれる。初音サンは野性にあふれ突撃精神横溢しているが、経験がないから、手や足の動作にムダが多くて、そのために疲労しがちだ。
「その上の石に手をかけて。足をその凹みにかけて」
と下から梅玉堂が一々指図するが、疲れ果てているのは梅玉堂の方だ。なんべんとなく手を放して谷へ落ちる幻想に襲われ、辛くも怪しい誘惑を払うことができたのはむしろフシギなほどであった。