후리가나로 읽는 일본 고전
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とざんだんぎ
登山談義
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 登山談義(とざんだんぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,219자 · 16화면
唯八月半の晴天続きであったから、眺望はよく、四囲の山という山は殆ど一眸の中に収った筈で、其中の一をあれが赤城山だと教えられて成程と思ったことや、殊に生れて初めて海を眺めた喜びも記憶に存しています。又遠望の単純であるに引替えて、実際は甚だ複雑であることに強く心を打たれました。
富士登山に依って得た私自身の結論は極めて簡単で、山登りが益々好きになったという一言に尽きます。それも唯うんすうんす高い処に登るのが好きになったので、登山の真の面白味が解って来たのは、ずっと後の事であります。若し此頃適当の指導者があって、相応の訓練を受けて居たならば、いっぱしの登山者になれたであろうものをと、つい愚痴もこぼし度なるのですが、若しも小さな好奇心や冒険心を満足させる手段として、登山が最も適していることを発見したものとすれば、偶然ながらこれは大手柄であったかも知れません。
其後私は学生時代に随分多くの友人を引張り出して山に登りました。自分の趣味を人に押売しようとしたのです。場所は仙台でしたから、西北五里許に在る泉岳という千二百米足らずの山が、土曜から日曜にかけて誹向きの山で、途中で野宿して翌朝頂上に登り、奥羽国境山脈の山々を眺めて下山する。