후리가나로 읽는 일본 고전
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しろいくも
白い雲
小川 未明
小川 未明의 白い雲(しろいくも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,755자 · 16화면
太い繩で、鉄槌を引き上げて、打ち落とすたびに、トーン、トーンというめり込むような響きが、あたりの空気を震動して、遠くへ木霊していました。ときどき、思い出したように、ゴーッ、ゴーッと叫びを上げて、トロッコが幾台となくつづいて、小石を満載してきました。これを工事場へ開けると、ふたたび、あちらへ引き返していくのでした。
「あっちに、まだ割った石がたくさん積んであるのだよ。」
西山は、先頭に立って、草原の方へ突進しました。なるほど、トロッコの通るレールから、そう離れていないが、工事場からはかなり距たった草原の中に、石の破片が、白い小山のごとく積み重ねてありました。知らない子供が二、三人、先にいって、熱心に一つ、一つ、石をより分けている姿が見えたのです。
「石を取ってもしかられない?」と、敏ちゃんが、ききました。
「この大きいのは、一つだって重くて持ってはいかれないさ。ちっとばかり、欠く分なら、かまわないだろう。」と、西山が、答えました。
「しかられないかなあ。」と、義ちゃんは、考えながら、トロッコの通るたびに、線路の方を見ました。
「怒ったら、逃げればいいや。」
西山は、そういって、もう石の丘へ登っていました。