후리가나로 읽는 일본 고전
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はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
巨人の目
双手を上げて賛成しますよ。こうして御懇意を願っているからには、及ばずながら、わしも大いにお祝いさせて貰いますよ」
と、おだてると、奴め相好をくずして、ホクホクしながら、
「本当にお願いします。あなたのお力添えは僕にとって百人力です」
と、わしの手をとらんばかりだ。喜ぶ筈である。大牟田家の親戚に当る、しかも大成金のわしといううしろ盾があれば、彼の野望も満更ら夢とばかりは云えないのだ。
巨人の目
さて、Y温泉を訪ねてから、一週間目の話である。瑠璃子は、いくら誘ってもわしが訪問せぬものだから、じれて、その夜彼女の方から川村と連れ立ってわしのホテルを訪ねて来た。
わしは毒婦の顔を見てやり度くて、ウズウズしていたのだ。瑠璃子の様な姦婦を手なずけるには、態と冷淡に見せかけて、相手をじれさせるのが一つの骨である。(アア、大名華族の若さまが、こんなさもしいことを考える様になったのだ。それも誰故であろう)案の定彼女はじれて、待ち切れなくて、先方からわしが拡げた網の中へ這入って来た。
電話でこちらの都合を聞合せて来たので、お待ちしますと答えてちゃんと用意(それがどんな用意であったと思います)をととのえて置いたのだけれど、併し、いざ対面となると、流石に胸が踊った。