일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えいきょ

盈虚

中島 敦

中島 敦의 盈虚(えいきょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,655자 · 16화면

아오조라 문고

役人に笞打たれても、容易に其の場を立去ろうとしないのである。

冬、西方からの晋軍の侵入と呼応して、大夫・石圃なる者が兵を挙げ、衛の公宮を襲うた。衛侯の己を除こうとしているのを知り先手を打ったのである。一説には又、太子疾との共謀によるのだともいう。

荘公は城門を悉く閉じ、自ら城楼に登って叛軍に呼び掛け、和議の条件を種々提示したが石圃は頑として応じない。やむなく寡い手兵を以て禦がせている中に夜に入った。

月の出ぬ間の暗さに乗じて逃れねばならぬ。諸公子・侍臣等の少数を従え、例の高冠昂尾の愛※(「奚+隹」、第3水準1-93-66)を自ら抱いて公は後門を踰える。慣れぬこととて足を踏み外して墜ち、したたか股を打ち脚を挫いた。手当をしている暇は無い。侍臣に扶けられつつ、真暗な曠野を急ぐ。兎にも角にも夜明迄に国境を越えて宋の地に入ろうとしたのである。大分歩いた頃、突然空がぼうっと仄黄色く野の黒さから離れて浮上ったような感じがした。月が出たのである。何時かの夜夢に起されて公宮の露台から見たのとまるでそっくりの赤銅色に濁った月である。いやだなと荘公が思った途端、左右の叢から黒い人影がばらばらと立現れて、打って掛った。