일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

もうもくものがたり

盲目物語

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 盲目物語(もうもくものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,341자 · 148화면

아오조라 문고

と仰っしゃるのでござりました。「なか/\、あなたがたにおきかせ申しますようなものでは」と、御じたい申し上げましても、「ぜひにうたえ」と御意なされますので、それからはたび/\御前へ出ましてうたったことがござります。「おもしろの春雨や、花のちらぬほどふれ」と申す、あの文句をたいそうおこのみなされ、あれをいつでも御所望あそばされまして、いったいにうき/\としたものよりは、しんみりとした、あわれみのふかいものゝ方がおすきのようでござりました。よくわたくしがおきかせ申しましたのは、

しぐれも雪も

をり/\にふる

君故なみだは

いつもこぼるゝ

とか、

おもふとも

そのいろ人に

しらすなよ

おもはぬふりで

わするなよ

というような唄でござります。この二つのうたの文句は何かしらわたくしの胸のおもいにかよいますせいか、これをいっしんにうたいますときは、腹のそこより不思議なちからがあふれいで、おのずから節まわしもこまやかになりこえさえ一そうのつやを発しましたので、おきゝになるかたもつねにかんどうあそばされ、又自分でも自分のうたのたくみさにきゝほれまして、こゝろの中のわだかまりがいっときに晴れるのでござりました。