후리가나로 읽는 일본 고전
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もうもくものがたり
盲目物語
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 盲目物語(もうもくものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,341자 · 148화면
名物である故、ぜひかえりにはみやげに持ってゆきたいとおおせられ、いよ/\御帰じょうのまえの日にふたゝびおんなごりの御しゅえんなどがござりまして、上々のしゅびにて御ほっそくなされましたとのこと。「あのときは内大臣どのも徳勝寺殿さまもほんとうに仲がよさそうににこ/\していらしって、わたしもどんなにうれしかったことか」などゝ、そんなおはなしをこま/″\とあそばされまして、「おもえばあの十日ばかりのあいだがわたしのいちばんしあわせなときでした。それにつけても一生のうちにたのしいおりというものはそうたくさんはないものだね」と仰っしゃるのでござりました。さればそのときはおくがたは申すまでもなく、御けらいたちも両家が不和になろうなどゝは考えてもみませぬことで、みな/\せんしゅうばんぜいを祝われたのでござりますが、ながまさ公が兼光のおん太刀を引出物になされましたについて、のちに兎や角申すものがありましたそうにござります。それはなぜかと申しますのに、右のおん太刀は御せんぞ亮政公御ひぞうのお打ち物でござりました由にて、いかにたいせつな御しゅうぎのばあいとはいえ、あゝいう