일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めをひらく

眼を開く

夢野 久作

夢野 久作의 眼を開く(めをひらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,759자 · 20화면

아오조라 문고

私がビックリして飛び起きながら窓を開くと、ドッと吹込む吹雪と共に、松明の光りが二つ三つチラチラと渦巻いて見えた。その松明の持主の顔はわからないが、皆藁帽子を冠り、モンペと藁靴を穿いて、ちょうど昔の源平時代の落人狩りを忍ばせる身ごしらえであった。

「先生。先生。吉で御座います」

「おお。吉兵衛どんか。何しに来なすったか。この真夜中に……」

「ほかでも御座いませぬ。昨日か一昨日、ここへ郵便屋の忠平が来はしませんでしたろうか」

「……忠平……ああ、あの郵便屋さんは忠平というのか」

「さようで御座います先生様。参りませんでしたろうか」

「いいや。この二三日来なかったようだがね」

松明連中が吹雪の中で顔を見合わせた。

「ヘエ。やっぱり……それじゃ……」

「……かも知れんのう……」

私たちの話声は山々を轟き渡る吹雪の風に吹き散らされて、ともすれば松明の光りと共に消え消えになって行くのであった。

「まあこちらへ這入って来なさい。そこの戸は押せば開くから……」

皆ドカドカと土間へ這入って来た。

「おお。暖い暖い」

「成る程なあ。これが温突チューもんですか先生……」

皆ガヤガヤと話し出した。