일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つぶてしんじゅう

礫心中

野村 胡堂

野村 胡堂의 礫心中(つぶてしんじゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,190자 · 28화면

아오조라 문고

「自体、越前守様望みが大き過ぎたのじゃ、肥前唐津から、遠州浜松に国替を願出たのも、ただ老中になり度い為――、老中になれば今度は大手柄を立てて、昔の柳沢出羽守のように、幾十万石の大大名にも出世し度い、――限り無い慾の恐ろしさ、下々の難儀も顧みず、無暗に手荒な改革を思い立たれ、それを手柄と思って居られる、今度は印旛沼の埋立てじゃ、江戸十里四方の土地の召し上げじゃと、出来ない相談を持出して、御老中若年寄始め、御三家諸大名を驚かして居る」

何んと言う舌でしょう、越前守のやった一番無法なことは、悉く自身の発意と煽動だったことも忘れ、漸く上下の人心の去りかけた越前守を、裏切ろうとする甲斐守だったのです。

「そのような悪いお方の下に、使われてお出なさる御前様は? なぜ思い切って奉行をおやめになりません?」

お豊は激しく突っ込みます。

「それを思わぬでは無いが、越前守様が老中では、幾人奉行が代っても何んにもならぬ、予なればこそ、容捨も手加減もあり、越州様思召より手緩く手緩くといたして居るが、万一酷烈無比な奉行が後釜に据って、此上町人苛めをしたら何んとする」

甲斐守は自分の言った嘘に陶酔して、両眼に涙さえ浮べて居るのでした。