후리가나로 읽는 일본 고전
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かみのごとくよわし
神の如く弱し
菊池 寛
菊池 寛의 神の如く弱し(かみのごとくよわし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,929자 · 28화면
そうした危険な河野の重態を、憂慮しながらも、雄吉は細木と相談して、選集を出す計画を進めて居た。この選集で得られる印税が、河野に対する香奠になるのではあるまいかと思うほど、河野の病状は険悪であった。
丁度、その頃であった。
雄吉は、ある日突然吉岡の訪問を受けた。吉岡は河野とは可なり親しかったが、雄吉とはまだ友達とは云われない位な知合であった。お互に訪問したり、訪問せられたりする程の親しい間柄ではなかった。
従って、雄吉は此場合、吉岡の訪問を一寸意外に思わずには居られなかった。
「いや! 一寸失礼するよ。一寸君に相談する事があってね。」と、吉岡は出迎えた雄吉にそう断りながら、二階に通った。
吉岡は、座に着くと、ロク/\落付きもしない裡に、
「いや、実は外から一寸、聴いたのだがね、河野君が、病気のために金に困って居るらしいので、君たちが河野君のために、金を蒐めて居ると云う事を聴いたが、本当かね。」と、やゝ性急だと思われる位口早に訊いた。
雄吉は、吉岡が何のためにそんな事を、訊くのだか分らなかったが、多分吉岡自身応分の金を出して呉れるのだろうと思ったので、